Thought Leadership

オークションダイナミクスの透明性と選択肢が拡大しました

12月 11, 2017
By Tom Kershaw

ルビコン・プロジェクトは、ヘッダー入札の増加によりオークションダイナミクスへの新たなアプローチの検討が求められていると、9月に発表しました。当社でデータを検討し、パートナーの皆様からご意見をうかがった結果、バイヤーの皆様にはより大きな透明性と選択肢、セラーの皆様にはより高い収益化を提供するための変更の発表に至りました。

2018年1月22日より、エクスチェンジ上のすべての入札取引において落札者をファーストプライスベースで選ぶことになります。落札者は、セラーのヘッダーにおける最終オークションにファーストプライス入札を行うか、EMR(Estimate Market Rate)という無料オプション機能を利用するかをご選択できるようになります。この機能により、高い落札率を維持したまま、入札回数の縮小を模索することができます。いずれの方法も、バイヤーの皆様のビジネスにとって最善の結果を出すことができるご選択をしていただけるようになります。

当社がヘッダー入札をファーストプライス形式に移行するのには、2つの理由があります。1つ目は、これは透明性の高いシステムで、バイヤーの入札額がそのまま支払い額(あるいはEMR利用時は入札額より少ない)となるためです。2つ目は、この形式なら、最終オークションで、他のデマンドソースからのファーストプライス入札と競えるようになり、バイヤーのサプライへのアクセスが向上するためです。

EMRを展開したのは、一部バイヤーのプラットフォームではまだ純粋なファーストプライスオークション用の入札ロジックを最適化していなかったり、入札ロジックの変更自体を望まなかったりするためです。大規模なオークション結果のデータセットに対する既存の市場状況をモニタリングするアルゴリズムに基づくEMRなら、バイヤーの皆様には大規模な技術的作業を必要とすること無く簡単にファーストプライスオークションの世界に慣れていただくことができます。さらに、EMRなら、セラーの皆様に収益の増加とより安定した予測可能な需要をご提供できます。

ただし、これまでと変わらない点もございます。11月にお知らせしたように、バイヤーの皆様に当社のエクスチェンジ上においてこれまで以上に競争力を獲得していただくため、バイヤー料金を撤廃いたしました。また、入札ストリームにおいては、バイヤーの皆様とのオークションダイナミクスやオークション運営(つまり、ヘッダー入札やウォーターフォール)につきまいて、標準RTBフラッグを使用します。最後に、全てのウォーターフォール取引(標準プライベートマーケットプレイスを含むタグベースの展開)については、セカンドプライスオークションを引き続き使用する予定です。

今後6週間をかけて、パートナーの皆様からご意見を募り、ご質問にお答えして参ります。これら変更点の仕組みや変更の理由、ならびにこれらを最大限に活用する方法については、お気軽にこちらまでお問い合わせください