Thought Leadership

オープンソースによるパートナーシップ:当社がパブリッシャーと共同で技術革新と長期的戦略を構築する方法

11月 13, 2018
By Heather Carver

ヘッダー入札は過去4年間で大きな進展を見せました。業界における採用率は急成長し、テクノロジーもますます標準化されつつあります。これは実践的コードを持つ開発者には朗報ですが、一部のエクスチェンジは独自のラッパーの開発を選めています。ルビコン・プロジェクトでは引き続きPrebid.org とオープンソースのソリューションのサポートに取り組んでいます。

なぜでしょうか?

まず何よりも、オープンソーステクノロジーは、パブリッシャーが広告テクノロジーベンダーとより信頼性が高く効果的な提携できる方法を提供するからです。自身のインベントリの透明性と管理を獲得することができます。  

ルビコン・プロジェクトでは、これが自社の技術革新の扉を開くことになります。自社独自のラッパーに対するトラブルシューティングの繰り返しのために開発資源をすべて投入するのではなく、セラーのための長期的成功を構築することができます。

透明性と管理

パブリッシャーは、より優れたインベントリのマネタイゼーション、透明性と管理、独自の需要源、ブランドセーフティソリューションなど、提供できる価値によってテクノロジーパートナーを選ぶ自由を手にしたいと考えています。オープンソースのラッパーなら、パブリッシャーが十分情報を得た上で決定するのに必要な管理と透明性を提供でき、必要に応じて簡単かつ効率的にパートナーの採用・不採用を切り替えることができます。

標準化と技術革新

どんな組織でも技術的負債を抱えてしまうものです。独自のラッパーを展開するエクスチェンジパートナーは特にその負債を急速に累積してしまうことが起こり得ます。開発者はアップデートと潜在的な問題の修正に多大な時間を費やす必要があります。また同時に、急速でダイナミックな市場変化に迅速に対応するというプレッシャーに常にさらされることになります。技術革新のペースのスピードとそれに注げる時間不足により、自社ソリューションに即席の修正を加える必要も出てきます。その結果、その場しのぎの解決が複雑に絡み合い、製品基盤をより不安定にしてしまうのです。変更可能な構成部分が多すぎて、パブリッシャーが本当に大切にすべきことに時間をかけられず、トラブルシューティングとバグ修正の泥沼にはまってしまいがちです。簡単に言えば、これらのエクスチェンジは全体像を見失ってしまうのです。

オープンソースのラッパーなら、問題が迅速に修正されます。広告テクノロジー企業の共同体である Prebid.org が、Prebid コミュニティ全体を支援します。このコミュニティの参加者なら誰でもコードにアクセスでき、多くの開発者の手によってラッパーのアップデートとバグ修正が迅速に行われます。これら開発者は中核技術の改善に熱心で、オープンソースに基づく革新的ソリューションを構築しています。開発者が参照できる膨大なコミュニケーションやリソースが存在しています。このことが、Prebid がこれほど早く標準化されている理由です。

我々はいかにしてパートナーシップをより効果的にしているのか

オープンソースに対する当社の取り組みにより、よりスマートな製品ロードマップの実施に資源を費やし、パートナーにより大きな価値を提供できています。オープンソーステクノロジーは当社の Prebid ソリューションのはじまりに過ぎません。そこから、取引健全度の予測と評価ができる強力なレポートおよび分析機能など、ユーザーインターフェースを含む付加価値ツールを構築します。

パブリッシャーがプライベートマーケットプレイス戦略を構築するのをサポートし、最大かつ最も戦略的な代理店やブランドにPMPを優先してヘッダー入札ができるよう支援します。パブリッシャーは、広告スタックのうちどこに需要を置くかをよりコントロールできるようになるため、インベントリのどの部分のパフォーマンスが良好か洞察を得られます。これらの情報はPMPパートナーに共有することで、広告主やブランドとより強力で生産性の高い関係を構築し、インベントリの有効性をさらに向上できます。さらに、当社がより洗練された分析を開発することで、このプロセスはより一層容易になります。

もっとも、当社でもテクニカルサポートやラッパー管理は提供しています。しかし、オープンソースを利用することで、当社はパートナー様に当社ツールから得られる価値を最大化する道筋をご提案するお時間と、業界全体の技術革新に充てることができるのです。

ルビコン・プロジェクトのオープンソース Prebid ソリューションに関する詳細は、contact@rubiconproject.com までお問い合わせください。

 


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