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2019年はモバイルイヤーとなる・・・ヘッダー入札

1月 3, 2019
By Alexandra Smith, Product Manager

消費者行動の観点から見れば、モバイルは今や標準となっており、広告主やパブリッシャーはモバイルという現実の中で活動をしています。頻繁に作られた「モバイルイヤー」という言葉がすでに過去のものであるということには、誰もが同意することでしょう。しかし、モバイルテクノロジーが、その先駆けであるデスクトップに追いつこうとしている分野は依然として存在します。ヘッダー入札はそのような重要分野の一つですが、そう長くはありません。ここは2019年に大きな進展がみられるところです。

大半のパブリッシャーはヘッダー入札の概念や仕組みに精通しているものの、モバイルパブリッシャーでヘッダー入札に完全に移行しているところはほとんどなく、モバイルファーストのパブリッシャーとなれば、その数はさらに減少します。現時点までに、モバイルパブリッシャーの皆様は、現在アプリ内ヘッダー入札ソリューションで通用するものを試みてきました。モバイルパブリッシャーたちは2年をかけてヘッダー入札に足を踏み入れてきましたが、これらのソリューションの多くが依然としてウォーターフォール環境の中で行われており、真のヘッダー入札ソリューションと言えるものではありません。

モバイルパブリッシャーたちは、メディエーションの収益性の低さを認識しており、2019年は、彼らが当初のためらいをなくし、各自のアプリにヘッダー入札が機能するために尽力する一年になるとみています。これについては、あるソリューションが注目を集めることとなりそうです。

アプリ内ヘッダー入札の水門を開く

2019年に入れば、私たちは、パブリッシャーたちが市場の他のソリューションによってメディエーション付きウォーターフォールのない世界に気づかされる状況を目の当たりにすることでしょう。新たに高まったこの関心により、アプリ内ヘッダー入札分野において、さらに広範な試みが可能となります。

ルビコン・プロジェクトでは、この関心がPrebid のモバイルアプリ向けヘッダー入札ソリューション周辺の関心の高まりにつながると期待しています。それにはいくつかの理由があります:

  • Prebidは、オープンソース環境の透明性や公正性を重視するアプリ開発者にとっては、とりわけ魅力的なオープンソースのソリューションです。
  • Prebidなら、開発者は単一のSDKで複数のデマンドソースにアクセスできます。
  • Prebidは、2019年末までには各種機器のすべての広告フォーマットに対応するようになります。
  • Prebidは、非常に軽いソリューションです。また、一度SDKをインストールすれば、設定はサーバーサイドですべて管理可能です。
  • Prebidはウォーターフォールを超越する真のアプリ内ヘッダー入札ソリューションであり、競争の激しいアプリインベントリーの入札において均等な機会を与えます。
  • どのSSPも(DSPでさえも)Prebidにアダプターを導入することができ、パブリッシャーの必要に応じてサーバーサイド上で変更することもできます。これにより、試験と計測において、パブリッシャーに高い柔軟性が与えられます。
  • これまで、Prebidをモバイルに導入してきたのは、主にプレミアムブランドに携わることで知られるSSPであり、パフォーマンス型広告は一般的に他のモバイルSDKを介してもたらされます。

2019年、モバイルパブリッシャーにとって、モバイルヘッダー入札は実験段階からベストプラクティスへと進化を遂げることでしょう。ルビコン・プロジェクトは、アプリパブリッシャーの皆様の収益化向上のための重要な道のりをサポートできるよう取り込んでおります。当社がPrebid.orgの創立メンバーであり、活動的なサポーターである理由の一つは、ここにあります。これらを含む数々の取り組みを通し、当社ではモバイルファーストのパブリッシャーを念頭に置きつつ、ヘッダー入札の分野の発展を進めて参ります。


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